病理診断科PATHOLOGY

  • 遠藤 陽

    えんどう あきら

    遠藤 陽

    主任医長 病理診断科助教

ご挨拶

病理診断科では消化器病センターからの生検組織、内視鏡的切除標本や手術材料および婦人科からの細胞診、生検材料や切除検体を中心に組織学的診断を行っています。また、従来の形態診断のみでは見逃されるリスクのあるリンパ節への微小癌転移を検出するために、消化器外科と連携してサイトケラチン19遺伝子のreal-tiime PCRによる検出(OSNA法)を行い、適切な術後化学療法の選択に役立てています。病理診断科は医師1名、臨床検査技師3名の小さな部門ですが。質の高い病理診断を皆様に提供できるよう、日々尽力しています。

診療科の紹介

当科の特徴は

  1. 常勤の病理専門医が、組織診断、細胞診断や術中迅速診断に即時対応する
  2. 細胞診の精度向上のため、細胞診検査士2名と細胞診専門医によるトリプルチェックを行う
  3. 抗体を用いた免疫組織染色を積極的に行い、より客観的な病理診断を行う
  4. 診断困難例は大学・病理診断科や学外のspecialistにコンサルトし、複数の専門医の意見を反映させる

などです。

病理診断科では「正確な診断を迅速に」を合言葉に、地域医療に貢献してまいります。

主な対象疾患

消化器疾患、婦人科疾患、脳外科疾患など

診療実績

組織診断 細胞診 術中迅速診断
2018年度 2,838 3,453 21
2019年度 3,407 4,257 18
2020年度 3,302 4,066 20

診療情報の使用について

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